先日のご来館でお目にかかった時のお話を『湯と水のデパート…』へ コメント頂きまして、誠に有難うございます。
私の話題で 爆笑の言い合いになられたとのこと…また 励ましのお言葉を頂戴し、非常に有難く存じ 恐縮致しております。
今日は、先日 少しお話した『箱根十七湯』についてお話しします。
箱根には十七の温泉が有り、その泉質は二十種にも及びます。
江戸時代には『箱根七湯』と言われ、後の明治時代に『箱根十二湯』、昭和に入り『箱根十七湯』と 続々発見され、現在に至りますが…最近も「温泉を掘ったが、今回は(温度or物質の含有量が足りず)温泉法の規定に満たなかった。」などの話を聞きますので、今後 更に増えるのではないか?と期待してしまいます。
その中でも『湯本温泉』は最も古く(奈良時代に発見されたと伝えられています)、源泉数・旅館とホテルの軒数・旅客数などが最も多い、箱根全山の中でリーダー的存在です。
また、多種多様な温泉の中で、最も やわらかく 広く愛されているお湯が『湯本温泉』であるとも言われています。
ところで、温泉旅行は「お宿に着いたら、まず お茶とお菓子。」と言いますが、それには 深い意味が有るのです。
《その1》
お部屋にマッチとお菓子を置いておくのは、「お待ちしておりました。」「お部屋をお貸しします。」って意味なんだと言う話。
ダジャレか!?Σ( ̄□ ̄;)ってツッコミが聞こえて来そうですが…υ。でも、あちこちの温泉地で まことしやかに囁かれている話なんですょ。
《その2》(こっちは納得できる話です)
ご到着後 すぐに温泉に飛び込みたい気持ちをぐっと堪えて、まずは休憩を。移動のお疲れが有るままのご入浴は危険です、30分間程お休みくださいませ。
そして、ご入浴の15分前に お茶か水をたっぷり飲み、血液の流れをサラサラにしておくこともポイントです。
更に、少し甘いものを食べて エネルギー補給。
これらの下準備が 事故防止と温泉成分の効果アップにつながるそうです。
『お着き菓子』は 当たり前のように お部屋にちょこんと居ますが、安全に気持ち良くご入浴頂く為に 重要な任務を持ち、皆様をお待ちしているのです。
写真は、当館の『お着き菓子・自家製マドレーヌ』(お土産用8個入り 1,000円税込)、お味は プレーンとチョコの二種類です。
もうひとつ、冷蔵庫に冷たいスウィーツも ご用意しております。
地元店のお饅頭が置いてある場合が多いので、洋風で 自家製であることに驚かれ、大変ご好評を頂いております♪
また、お茶を召し上がって頂く為の沸騰ポットと 氷水のポット…中には もちろん(前回お話した)『美容・健康に良い水』が入っています。
by温泉オタク
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