先日、19日に、小田急ロマンスカー『RSE 20000形』の記事を掲載させて頂いたのですが、
同じく、この春に お別れをしなければいけない、もう一つのロマンスカー『HiSE 10000形』を、ご紹介致します。
来たる 3月17日のダイヤ改正で、その2つが引退すると決定されたのです。
昔懐かし♪バブルの始まり・1987年に、開業60周年記念として 華々しくデビューした、豪華なムードの 特急車両。
展望席は、そのフロントガラスに向かい、一段降りて 左右に座席・一段降りて 左右に座席 と進んで行く形が、シアター風と言うか、特等席ムードたっぷり♪な感じ。また、展望室のキップをgetできなくたって、全体が 眺望を愉しむことに重きを置いた設計のハイデッカー(高床客室)になっていて、通勤や通学で乗る電車とは違う!非日常感に溢れています。
初期は、その美しさを 讃えられまくり、かなりのモテようで…
1991年に 妹分の『RSE20000形(同じく ハイデッカー車)』が登場してからは、姉妹タッグを組んで、ロマンスカーのイメージリーダーとして 大活躍したのでしたが…
2005年に 新人類系の美女『VSE 50000形(“白い貴婦人”と呼ばれています)』がデビューしてからは、急に メディアから遠ざかってしまい、地道なお仕事を頑張り続けて来ました。
あの頃は、観光バスも“スーパー ハイデッカー”なんて言って、一階は荷物スペース・二階が客席になっている、すごい階段を上がって 座席に辿り着く形が 急激に増え、とにかく アゲアゲ↑な時代でした。
そして、突然に サゲサゲ↓の時代へと突入。路線バスの出入口から 階段が消え、かなりの低床設計になりました。更に、乗降時には 車体そのものがグイっと傾いて、床がスロープ化したりして、乗り物の中に階段が有るって状況を見ることが 激減しました。
そうなんです、ハイデッカー車には、高い視点から眺める眺望の良さと引き換えに、階段を昇り降りする ご足労が有るので…「交通バリアフリー法の関係で、2つのロマンスカーの引退が決定したらしい」と聞きました。
「アゲてアゲて作って、ちやほやして、年増になったら お払い箱だなんて、かわいそうに」と思ったのですが、人と暮らしに優しい乗り物の 未来の為には、仕方ないみたいです。
と言うことで、ラストランまで あと1ケ月ちょっと、御々足にご不安がお有りでなければ、是非、車窓からの景色を お楽しみ頂きたく思います。
ちなみに、本日のタイトルですが…このLSEは 現在、小田急電鉄には1編成しか有りません。同じ形の列車 2編成は、長野電鉄に譲渡されています。そして、“ドレスのレディ”とか“おじゃる丸の貧ちゃん”と 私が勝手に付けたニックネームの由来は、2枚目の写真にあります。先頭部分、シャキーンと斜めのフォルムが、お洋服の裾のところみたいだからです。
by 温泉オタク








