昨年から 当館スタッフの間で話題の『謎の植物』に、今年もまた 通勤の道で出会えました。
名前は『ふうせん○○』。(一度 聞いたことがあるのですが、忘れてしまいました…。ご存知の方、いらっしゃいませんでしょうか?)
握り拳くらいの多きさの風船に トゲトゲが付いていて、なんとも 奇妙な?かわいい?容姿です。
この風船… 一体、何物なのでしょうか?¨ちょうちんあんこう¨のように、他の生物を誘う罠?
山の上に住んでいた頃は 野草生け花が趣味で、毎日 庭を歩き周っていたのですが、見慣れた植物達も、名前は知らなかったり、うろ覚えだったり…。
しかも、独自のニックネームをつけて呼んだりしていたので、植物の名前に関する記憶は ごちゃごちゃです。
勝手につけたニックネーム、その1は『リバーシブル』。
地面から10センチ程の短い茎の先に、表が白・裏が緑の リバーシブルの花が咲いていました。裏面の緑は¨緑がかった白¨ではなく、鮮やかな緑です!びっくり!!
なんらかの必要が有り 萼が変形・進化し 大きくなり、ついには花びらと一体化したのではないか?と推理しました。
今も、名前は不明です。
ニックネーム、その2は『傘の骨』。
腰か胸くらいの高さまで 真っ直ぐに伸びた一本の茎が、その先で放射状に分かれ、小さい白い花がたくさん咲きます。茎の形状が『傘の骨』って感じです。
この花、一本わけてもらおうとしたのですが、切り花には向かず…切った瞬間に がっくりと首を下げてしまい、罪悪感に苛まれました。ゴメンナサイ!
後に 本名がわかりました。『シシウド』です。
切り花にしても、野草特有のスタミナで 元気に咲き続けてくれる花もありますが…
いつも カメムシを護衛に付けていたり、触ることもできない程の 鋭いトゲトゲを持っていたり、切られまいと武装している花も たくさんあります。
また、切ってはいけなさそうな花には お引っ越しをお誘いし、土ごと鉢に移してみたりするのですが、すぐに しょんぼりしてしまったり…。慌てて 元の所に戻しました。
一途に 自分の土を愛し、妥協を許さない花。環境の変化に順応しつつも、自分らしさを失わない花。
いずれも、素朴に・地道に・強く逞しく生きる姿を見せてくれ、「自分も、かくありたいものだ」と思うのでした。
by 温泉オタク
藤田福郎 // 2009年08月20日 at 8:12 AM
温泉オタク様
こんにちは。
箱根ダイバー様からの連絡で駆け付けました。(笑)
ボクは実物を見たことないので、自信はないですけど・・・。
風船葛(ふうせんかずら)かな。
検索サイトで「ふうせん+花」で検索したら出てきましたヨ。(^^)v
確かめてみてください。
ちなみに、シシウドは現在、仙石原のすすき原あたりにたくさん咲いていますネ。