ミステリー小説を最後まで読みきらない。
途中から読む。
犯人を人に聞く。
表紙がとにかく気に入っている。
そのような適当な雑読みは、実に気楽である。
すごく楽しみにしていたミステリーの新作を、
1ページごと推理しながら大事に読む。
それの対極的に、何となく興味の湧いたものを
サラーッと読み流す。
深く集中するのでなく、浅くしゃばしゃばと楽しむ。
興味の無いところはとばす。
気に入ったフレーズだけ繰り返す。
それは実に自分本位で適当な読書方法である。
本を読むときは、“楽しい適した読み方”が必要である。
少し興味を持ったので、詳しい友人に軽く尋ねたところ
1時間以上一方的に熱弁されて10冊渡されたなんてのは、
うん。
いい友人ではあるが、うん。
なんとなく~や、気紛れに~な好奇心を潰さないのは、
好奇心をゆったりはぐくむ余裕だろう。
好きなものは勝手にどんどん好きになる。
その“最初の余裕”を楽しめると、読書は楽しい。
2015年09月28日のエントリー
読書の秋 雑読み編
2015年09月28日 · コメントは受け付けていません。 · 季節のコラム
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